雨漏り
雨漏り診断スキルアップセミナーが開催されます!
とても久しぶりのブログ更新になってしまいましたが、とってもおススメセミナーが開催されるので、
ここでご紹介いたします。
雨漏りスキルアップセミナーが、10月20日(土曜日)に東京八重洲ホールで開催されます。
雨仕舞の知識から、雨漏り実例(10件)、雨漏り診断の実践プロセスまで、じつに充実した内容なので
雨漏りに関わるすべての方々に、本当に役に立つ内容だと思います。
雨漏り診断は、知識と経験がとても大切だと思います。講師の方々の雨漏り実例などはこのセミナーでしか、
受講できない内容です。
ぜひスキルアップセミナーのご参加をおススメ致します!
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<雨漏り診断スキルアップセミナー開催のご案内>
講座名 :雨漏り診断スキルアップセミナー「実例から学ぶ雨漏り診断のノウハウ」
開催日 :2012年10月20日(土曜日)13時00分~16時45分(終了予定)
会場 :東京八重洲ホール(JR東京駅徒歩2分)
募集定員:40名
申込期間:~2012年10月5日
受講料 :登録雨漏り診断士9000円(税込)/一般20000円(税込)
主な内容:【第一講義】雨漏り診断に必要な雨仕舞の知識
◎防水知識と同様に、診断に必須となる「雨仕舞」のポイントを解説。
【第二講義】雨漏り診断の実例と解説。
◎実例10件を予定(太陽光パネル設置による雨漏り最新事例を含む)
【第三講義】雨漏り診断の実践プロセス
◎お問い合わせを頂いてから、現調、ヒアリング、診断、報告書作成までを解説。
申込方法など詳しいことは、雨漏り診断士協会のホームページをご覧ください。
本当におススメできるセミナーなので、ぜひご参加ください。
雨仕舞!(工事の順番)
先日、横浜市で新築住宅の防水工事を施工したのですが、
現場に着いて、施工箇所の確認に行くと、おかしな納まりになっている箇所を発見しました。
場所は3階の屋上、半分屋根で半分パラペット(人は上がれません)という珍しい設計だったのですが、
パラペット笠木の上に屋根の破風板がのっかてくる難しい納まりの場所でした。
これが施工前の写真です。
この納まりでは、防水の必要箇所に防水する事が出来ません。
この箇所の場合は板金工事は必要ないですし、
もし板金工事が、必要な場合でも防水工事が終わった後からでないと、ダメなんです。
このまま防水工事を施工してしまうと、雨仕舞の順番が逆になってしまい、
この箇所の上で雨漏りが発生した時に、雨水が排出されなくなって、建物の中に雨水が入ってしまいます。
現場監督に連絡、大工さんに下地を作ってもらい防水施工しました。
施工中の写真です。
この後、破風板、軒天、防水紙、外壁、アルミ笠木などの工事が続きますが、
この高さまで防水層が有れば、安心出来ます。(^_^)v!
昔から、日本の建物は雨仕舞の仕組みで、雨水を防いできましたが、
防水工事と雨仕舞の仕組みの両方で、より雨漏りに強い建物が出来ると思います。
・・・一生勉強が続きそうです。
頑張っていきますよ!!
今年初の散水調査です!
本日、昨年よりお待ちいただいていた散水調査を行いました。
お客様には長らくお待ちいただき、大変申し訳有りませんでした。
今年は、もっと早い対応が出来るよう頑張っていきます。
今回の雨漏りは、1階掃出しサッシ(上側)とサッシ枠の間からの雨漏りでした。
午前中の散水調査で、雨漏りを再現、雨漏りのメカニズムを解明する事も出来ました。しかしここで終わりではありません。
午後からは、おそらく雨漏り原因ではない箇所(可能性がゼロではない場所)の散水調査。
つまり雨漏りしていない確認の散水調査です。・・・この散水調査もとても大事なんですよ!!
散水調査はただ水をかけている簡単な作業に見えますが、
お客様からの情報(漏水時の気象状況や漏水の量など)や建物の構造(建物の構造により雨漏りのメカニズムは全く違います)、修繕履歴など
いろいろな情報をもとに多くの仮説をたて、雨漏りの原因箇所の特定と雨漏り原因では無い確認していく
とても難しい、多くの経験がいる調査です。
この散水調査が不十分に終わってしまうと、雨漏り再発につながる確率がぐ~んと上がってしまいます。
これからもレベルアップを目指し、日々勉強です。
雨漏りでお困りの方々のため、頑張っていきます!!
第12回雨漏り診断士資格認定試験・大阪開催!
2012年2月4日(土曜日)に、NPO法人雨漏り診断士協会主催の第12回雨漏り診断士資格認定試験が実施されます。
開催場所は、第9回に続き大阪開催です。
雨漏り診断士の試験内容は建物の種類、構造から防水工事、シーリング工事、塗装工事、雨漏り診断の実例実務などで
雨漏りに関わる全ての方にお勧めできる資格です。・・・本当ですよ!!
関西方面の方はお見逃しなく…次回は東京開催です。
<第12回雨漏り診断士資格認定試験のご案内>
主催:NPO法人雨漏り診断士協会
【雨漏り診断士資格認定試験】実施要項
資格名称:雨漏り診断士
試験日程:2012年2月4日(土)15:00~17:00
試験会場:大阪府商工会館602号室、並びに603号室
(大阪市中央区南本町4-3-6)
◎地下鉄御堂筋線 本町駅17出口(ビルB1階に接続)
受験資格:試験当日に満20歳以上であること
受験人数:40名(定員になり次第、締切)
申込期間:2011年12月5日~2012年1月16日
受験料金:9000円
※試験合格者は別途協会登録手数料として\8000円が必要です。
試験内容:
1.建築の基礎知識(施工・構造)
2.雨仕舞と防水の基礎知識
3.雨漏り診断の実例・実務
◎次回【第13回・雨漏り診断士資格認定試験】は、東京会場にて7月開催(実施)を予定しております。
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<資格認定試験 関連講習会のご案内> 主催:NPO法人雨漏り診断士協会
【雨漏り診断士資格認定試験対応講習会】実施要項
開講日程:2012年12月4日(土)9:30~15:00
講習会場:大阪府商工会館 602号室、並びに603号室
(大阪市中央区南本町4-3-6)
◎地下鉄御堂筋線 本町駅17出口(ビル1階に接続)
受講資格:受講当日に満20歳以上であること
受講人数:40名(定員になり次第、締切)
申込期間:2011年12月5日~2012年1月16日
受講料金:21000円(テキスト代含む)
※テキスト等は2012年1月中旬の発送予定となります。
※再受講(テキスト不要)の方は受講料が13000円に減額になります。
再受講の方は、お申し込み時、備考欄に「再受講・テキスト不要」とお書き添えください。
受講内容:雨漏り診断士資格認定試験内容に準拠
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※詳しくはNPO法人雨漏り診断士協会のホームペジをご覧ください。
http://www.amamorishindan.com/
やはり雨漏りは難しいですね。
今回3階建ての雨漏りを調査から、補修工事まで行わせて頂いたのですが、
雨漏りの難しさを再認識いたしました。
RC造の3階建て、外壁はタイル貼りでコンクリート面が目視出来ない上に、
怪しい箇所が盛りだくさんの建物でした。
散水調査を行ってみると予想通りに再現が出来たので、補修工事を行いました。
後日、漏水を確認する為に開けた室内の穴をふさぐ工事に行った時・・・・薄っすらとですが、あるはずの無い水跡が。
工事を行った箇所はキッチリ工事を施工致しましたので、ほかの箇所からの雨漏りの可能性があります。
すぐにお客様にお話をして、急遽2回目の散水調査を行いました。
1回目の散水調査で1時間30分。。。再現しなかった箇所(ココでは無い事を祈りながら)に散水開始。
開始から3時間40分、コンクリート打継ぎ部分にうっすらと水が・・・。
お客様にお話しをして、後日再補修工事を行いました。
補修工事終了後、その週に雨が強く降る天気予報が出ていたので、雨の次の日に漏水していないか確認。
さらに再度散水調査(散水確認を5時間)行いました。
自分で想像できる原因はすべて対処しました。たぶんもう大丈夫でしょう。
しかし一度目の散水調査の時に、最初から4時間設定する事が出来れば・・・・。
雨漏り調査はとても奥が深く、とても難しいです。
しかし私は挑戦し続けます。。。がんばりますよ~!!
厚木市倉庫雨漏り、完了致しました!
本日、厚木市倉庫雨漏り完了致しました!!!
先週の工事で大屋根廻りの雨漏り修理は終わっていたのですが、
一階倉庫増築接合部分の雨漏り修理が手つかずで残っていました。
大屋根廻りの修理の時に、板金屋さんと一緒に納まりを考え、頼んでいた部材が出来上がったので、本日の部材取り付けと雨漏り危険部位のシーリング作業を行い、今回の雨漏り修理は完了致しました。
もともと鉄板の重ね(雨仕舞い)で雨風を防いでいる倉庫等の建物は台風などの強い風の雨には余り強くないうえ、さらに元々有る建物に後から増築、増築を行った今回の建物は、雨仕舞が出来ずにシーリングだけで納めていた箇所も沢山ありました。
今回の雨漏り修理もシーリングに頼らざるを得ない箇所も有りましたが、プライマー処理もキッチリして施工しましたので大丈夫だと思います。
後は風の強い雨の日に雨漏りがないか様子を見てもらい、雨漏りが無くなれば今回の雨漏り修理工事は完了致します。
風の強い雨の次の日にお電話致しますが、・・・その時はちょっと不安です。。。ドキドキしますね。
鎌倉市の雨漏り修理、完了いたしました!
厚木倉庫雨漏りの本丸!
厚木倉庫雨漏りの本丸は、折板葺き屋根の固定ボルト穴の開け間違えにより出来てしまった穴をパテ埋めして塗装を被せて分からなくゴマカシテいた所が時間の経過と共に劣化し割れて漏水に至っていました。
下の写真は、今回の雨漏り修理で使った中間ボルト(インサートボルト)です。
屋根の上から穴を開けて中間ボルトを入れインパクトドライバーで締めこんでいくと、ボルトの先端部が開き、上と下から挟み込んで締め付けが出来るボルトです。
上部ワッシャの下にアスファルト系の防水材が挟んであり、上側から締めこむだけで水の侵入もシャットアウト出来る優れものボルトです。
・・・が、念には念を入れてヤスリがけ・プライマー・シーリング材を充填してから中間ボルトを施工しました。(黒いテープは雨養生の気密テープです。)